PayPayが「デジタル給与払い」を年内に開始。
概要
PayPayは、2024年内に「デジタル給与払い」を開始することを発表しました。このサービスでは、従業員がPayPayアカウントで給与を受け取ることができるようになります。厚生労働省から指定を受けたPayPayは、ソフトバンクグループの10社を対象にまず導入し、年内には他の企業でもサービスを展開する予定です。
背景
厚生労働省は、キャッシュレス化が進む中で、スマホ決済アプリを使った賃金のデジタル払いを解禁しました。これにより、給与の一部を電子マネーで支払うことが可能になりました。PayPayは、このデジタル給与払いの初めての事業者として指定を受けました。
PayPayの指定
PayPayは、厚生労働省からデジタル給与払いの事業者として指定を受けました。これにより、PayPayは、給与の一部を電子マネーで支払うことが許可されました。PayPayは、ソフトバンクグループの10社を対象にまず導入し、年内には他の企業でもサービスを展開する予定です。
サービス内容
「PayPay給与受取」は、従業員がPayPayアカウントで給与を受け取ることができるサービスです。従業員は、PayPayアプリ内で「PayPay給与受取」を申し込むことで、給与を受け取るための「給与受取口座」と、受け取った給与をPayPay残高として保有する「PayPayマネーアカウント（給与受取）」が設定されます。給与は、PayPayアカウントにチャージされ、従業員はその残高を利用してお買い物やオンラインショッピングの支払いに使うことができます。また、ご本人の銀行口座へ送金も可能です。
導入計画
PayPayは、まずソフトバンクグループの10社を対象に「PayPay給与受取」を導入します。8月14日から、ソフトバンクグループの従業員がPayPayアカウントで給与を受け取ることができるようになります。年内には他の企業でもサービスを展開する予定です。
関連するその他のニュース
au PAYや楽天ペイ、d払いやメルペイも、デジタル給与払いの申請に向けて準備を進めています。これらのサービスも、年内には導入される予定です。