PayPayが「デジタル給与払い」を年内に開始。
概要
PayPayは、2024年8月9日に厚生労働省から「デジタル給与払い」の指定を受け、2024年内にサービスを開始することを発表しました。このサービスでは、従業員がPayPayアカウントで給与を受け取ることができるようになります。ソフトバンクグループの10社を対象に8月14日からサービスを開始し、年内には他の企業でも導入を進める予定です。
背景
厚生労働省は、キャッシュレス化が進む中で、スマホ決済アプリを使った賃金のデジタル払いを解禁しました。これにより、従業員が給与を受け取る方法が多様化し、キャッシュレス化が進むことが期待されています。
PayPayの指定
PayPayは、厚生労働省から「デジタル給与払い」の指定を受けた初めての事業者です。この指定を受けて、PayPayはソフトバンクグループの10社を対象に8月14日からサービスを開始し、年内には他の企業でも導入を進める予定です。
サービス内容
「PayPay給与受取」サービスでは、従業員がPayPayアカウントで給与を受け取ることができます。給与を受け取ると、PayPayアカウントに「給与受取口座」と「PayPayマネーアカウント（給与受取）」が設定され、給与を受け取るための口座番号が設定されます。従業員は、PayPayアプリ内で「PayPay給与受取」に申し込み、給与を受け取ることができます。給与を受け取ると、PayPayアカウントにチャージされ、現金化や送金が可能です。
導入スケジュール
ソフトバンクグループの10社を対象に8月14日からサービスを開始し、年内には他の企業でも導入を進める予定です。まずはソフトバンクグループの従業員を対象にサービスを開始し、順次他の企業でも導入を進める予定です。
関連するその他のニュース
au PAYや楽天ペイ、d払いやメルペイも「デジタル給与払い」に対応するための申請を進めています。これらのサービスも順次導入される予定です。