Appleが新型スマートフォン「iPhone15」を発表、新しいコネクター「USB-C」を採用。
概要
Appleは2023年9月12日、最新のスマートフォン「iPhone 15」を発表した。この新型モデルでは、従来のLightningコネクターからUSB-Cコネクターに変更された。欧州連合(EU)の規制に準拠し、充電用の接続端子を共通化するため、USB-Cを採用した。
背景
EUは、消費者の費用負担と廃棄物を減らすため、携帯電話メーカーに対して2024年12月までに充電用の接続端子を共通化するよう、法律で義務付けている。この規制に応じて、AppleはUSB-Cを採用することを決定した。
iPhone 15のUSB-C移行の利点
USB-Cの採用により、iPhoneユーザーは、他のデバイスとの互換性が高まり、ケーブルの管理が簡単になる。特に、MacやiPadなどのApple製品を使用しているユーザーは、共通のケーブルを使用できるため、利便性が向上する。
環境への取り組み
Appleは、環境への取り組みを強化するため、iPhone 15の充電池や部品にリサイクル素材を使用することを発表した。また、2030年までに全ての同社製品をカーボンニュートラルにするとしている。
新機能と価格
iPhone 15には、新しい「Dynamic Island」が搭載され、ノッチがなくなり、さまざまな機能やアプリに合わせて上部の黒い部分の表示と形が変わる。また、上位モデルの「iPhone 15 Pro」と「iPhone 15 Pro Max」は、ボディの一部にチタニウムを採用し、強度と軽量化を実現した。価格は、ベーシックモデルの「iPhone 15」が124,800円から、「iPhone 15 Pro」が159,800円から、「iPhone 15 Pro Max」が189,800円から。
関連するその他のニュース
Appleは、ワイヤレスイヤホン「Air Pods Pro」や有線ヘッドホン「EarPods」の新バージョンでも、USB-Cの端子が使えるようになることを発表した。また、スマートウォッチ「Apple Watch」の新バージョンが、同社初のカーボンニュートラル製品にすると発表した。