RIZAPグループが5年ぶりの増収を達成、会員数120万人に達する。
概要
RIZAPグループは、2024年3月期の連結業績で売上高1662億9800万円を記録し、5年ぶりの増収を達成しました。この増収は、子会社のchocoZAPが全国普及し、会員数が120万人に達したことが主な要因です。chocoZAPは、低コストの無人サービスを提供し、全国47都道府県に店舗を展開しています。
背景
RIZAPグループは、フィットネス業界で競争が激化している中、chocoZAPを中心とした戦略で業績を改善しています。chocoZAPは、2022年7月にサービスをスタートし、短期間で急速に成長しています。2024年3月には、会員数が120万人に達し、店舗数も1500店舗に達しています。
chocoZAPの全国普及による増収
chocoZAPの全国普及が、RIZAPグループの増収に大きく貢献しています。chocoZAPは、低コストの無人サービスを提供し、全国47都道府県に店舗を展開しています。この戦略により、出店投資効率が向上し、集客コストが改善されています。
chocoZAPのサービス向上と投資計画
chocoZAPは、サービス向上のために200億円を投資する計画を発表しました。この投資は、新規店舗出店、既存店舗への新サービス導入、顧客サポート体制の強化などに充てられます。特に、顧客サポート体制の強化には「ちょこっとサポート」と「コンシェルジェ」が導入され、店舗での顧客サポートや清掃、マシーン故障対応が強化されます。
chocoZAPのユニバーサルサービス化の構想
chocoZAPは、ユニバーサルサービス化を目指しています。この構想では、無人サービスと有人サービスの両方を組み合わせて、ユーザーのニーズに応じたサービスを提供することを目指しています。代表取締役社長の瀬戸健氏は、「いまはサービスの過渡期にあります」と述べており、サービス向上とユニバーサルサービス化を目指しています。
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RIZAPグループは、フィットネス業界で競争が激化している中、chocoZAPを中心とした戦略で業績を改善しています。フィットネス業界では、会員数の増加や新しいサービス提供が競争の要因となっています。