金正恩氏がボートで洪水被災地視察 責任者を「厳しく処罰」
概要
北朝鮮北西部で発生した洪水被害に対し、金正恩総書記がボートで被災地を視察し、責任者を厳しく処罰する方針を示した。視察の際には、洪水の被害状況を確認し、復旧対策について話し合った。
背景
北朝鮮北西部の平安北道などで大雨が降り、洪水被害が発生した。新義州市周辺では、住宅約4100戸をはじめ、農耕地や多くの公共施設、道路、線路などが浸水した。韓国メディアによると、洪水による死者は1000人以上に達すると伝えられている。
金正恩氏の視察
金正恩総書記は、洪水被害地域をボートで視察した。視察の際には、幹部らとともに浸水地域を巡り、洪水の被害状況を確認した。金氏は、被災地での4400戸の住宅建設などを盛り込んだ決定書を採択した。
責任者の処罰
金正恩総書記は、災害対策や初動対応の不備などで被害が拡大したとして、責任者を厳しく処罰する方針を示した。金氏は、列車の中で開かれた緊急会議で「容認できない人命被害が発生した」と述べて激怒し、責任者を厳しく処罰することを強調した。
復旧対策の決定
金正恩総書記は、復旧対策について話し合い、さらなる被害の防止や復旧対策に全力を挙げるように指示した。被災地での4400戸の住宅建設などを盛り込んだ決定書を採択した。
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北朝鮮北西部の洪水被害は、国際社会の関心を集めている。韓国メディアは、洪水による死者が1000人以上に達すると伝えている。北朝鮮政府は、復旧対策に全力を挙げるとしている。