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2024年07月29日 - 環境省が熱中症警戒アラートの発表数が昨年同時期の約2倍になっているとして警戒を呼びかけた。

環境省が熱中症警戒アラートの発表数が昨年同時期の約2倍になっているとして警戒を呼びかけた。

概要

環境省は、2024年7月23日に熱中症対策の関係省庁会議を開き、今年の「熱中症警戒アラート」の発表数が昨年同時期の約2倍になっているとして警戒を呼びかけた。同アラートは、気温や湿度、日射量などを踏まえて熱中症のリスクが高い地域ごとに発表される。

背景

日本は、猛暑が続いており、熱中症による健康被害が深刻化している。特に高齢者や小児、身体に障害のある人などが熱中症にかかりやすく、生命にかかわる危険性が高い。環境省は、熱中症の予防と対策を強化するために、熱中症警戒アラートを発表している。

熱中症警戒アラートの発表状況

2024年7月21日までの全国の熱中症警戒アラートの発表数は、のべ363回で、昨年同時期の195回の約2倍になっている。同アラートは、気温や湿度、日射量などを踏まえて熱中症のリスクが高い地域ごとに発表される。埼玉県では、7月29日に熱中症警戒アラートが発表され、気温が著しく高くなることにより熱中症による人の健康に係る被害が生ずるおそれがあるとして、住民に対して警戒を呼びかけている。

環境省の警戒呼びかけ

環境省は、各地で梅雨明けが発表され、多くの小中学校が夏休みに入り、夏本番になるため、熱中症に一層厳重に警戒すべき時期になるとし、各省庁に対策強化を呼びかけた。特に高齢者や小児、身体に障害のある人などが熱中症にかかりやすく、生命にかかわる危険性が高いとして、警戒を呼びかけている。

熱中症対策の強化

環境省は、熱中症対策を強化するために、各種の対策を講じている。例えば、室内等のエアコン等により涼しい環境にして過ごすこと、こまめな休憩や水分補給・塩分補給を実施すること、重症化等の予防に、皮膚を濡らしてうちわや扇風機で扇いだり、氷やアイスパックなどで冷やすことを推奨している。また、管理者がいる場所やイベント等では、責任者が暑さ指数などを実測の上、適切な熱中症対策が取れていることを確認するよう呼びかけている。

関連するその他のニュース

熱中症警戒アラートについて、8割余りが認知していることが分かっており、去年は1232回熱中症警戒アラートが発表されていた。また、今年からは、より強く熱中症予防を呼び掛ける「熱中症特別警戒アラート」の運用が始まっている。

リンク

  • 朝日新聞 - 環境省が熱中症警戒アラートの発表数が昨年同時期の約2倍になっているとして警戒を呼びかけた
  • 埼玉県 - 熱中症警戒アラート(7月29日 午前 4時56分)
  • 環境省 - 熱中症警戒アラート
  • YouTube - 「熱中症警戒アラート」8割あまりが認知
  • 環境省 - 熱中症警戒アラート発表履歴
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